投資

デリバティブの損益図一覧 先物オプション戦略まとめ

デリバティブ

こんにちは!不労所得を目指す管理人です。今回は先物・オプションの損益図、それぞれの投資連略を紹介します。

株などの金融商品には、現物だけでなく「デリバティブ」と呼ばれる派生商品が存在します。それらは現物の値動き等に連動して一定の動きをすることが設計されていて、ある場合においてそれぞれどういった損益が発生するのか決められています。

今回は、先物・オプションといったデリバティブの各商品において、損益の発生するメカニズムと複数のデリバティブを組み合わせるデリバティブ戦略を図で理解することを目的とします。

デリバティブを知っていることによって、現物のリスクをヘッジする戦略を取ることが可能になったり、金融商品についての知識を深めることにも繋がるので、できるだけわかりやすいように説明したいと思います。

現物

まず最初に現物を保有している場合の損益図を説明します。図の見方は簡単で、価格が上がれば利益が発生し価格が下がれば損失が発生するだけです。

それでは、少しずつ複雑になって行きますが、デリバティブの損益図と組み合わせ戦略をみて行きましょう。

先物

先物取引とは ・・ 将来のある時点で、ある商品を決まった価格で買う・売る約束を現時点で行う取引のことです。

例えば、三日後のりんごの先物を100円で買ったとしましょう。三日後のりんごの市場価格が120円になっていた場合、他の人より20円安く買うことができるので利益が発生します。逆に三日後のりんごの市場価格が80円になっていた場合、他の人より20円高く買うことになるので損失が発生します。

先物買い

先物を買った場合、買った金額よりも価格が高い時に利益が発生し、低い時に損失が発生します。

先物売り

先物を売った場合、売った金額よりも価格が低い時に利益が発生し、高い時に損失が発生します。

おまけ

先物の理論価格は、現物価格に金利、保有コストを考慮したもので考えることができます。

F* = S * ( 1 + r – d ) * T

先物理論価格 = 現物価格 × ( 1 + 金利 – 保有コスト ) * 行使までの日数 / 365

現物を先物の満期まで持っていた場合、「金利の分だけ増えて、管理するのにかかった費用分だけ減っているだろう」というのはなんとなくわかると思います。

ここでいう理論価格はそれを式で表したものです。実際の先物取引では、需給バランスによっても価格が変動していくので、理論価格通りにマーケットが実現するとは限りません。

オプション

オプションとは ・・ 将来の時点で、ある商品を買う・売る「権利」の売買のことを言います。先物は取引の対象となる商品を買うといったら買う、売るといったら売らなければなりませんが、オプションの場合、自分に不利な状況になっていたら、権利を行使しなくても構いません。

ここの理解は少し難しいと思うので説明します。

先ほどの先物のりんごの例を思い出してみましょう。先物という商品の価格は100円です。この先物を買いたいと思った人は、100円を支払って先物を購入しなければなりません。一方オプション価格はもっと安い値になります。

例えば、将来100円でりんごを買う権利のオプションを買うとしましょう。このオプションを買いたいと思った人は、100円を支払うのではなく、「オプション料」と呼ばれる代金を支払ってこのオプションを購入します。オプション料の計算は二項分布モデルやブラックショールズモデルによって求めることができます。

オプションを買う人

最大損失: オプション料

最大利益: 無限大

オプションを売る人

最大損失: 無限大

最大利益: オプション料

オプションを買う人は、都合のいい時にだけ権利を行使するので、利益は無限に増える可能性がある一方、損失は支払ったオプション料に限定されます。オプションを売る人は、全てのオプション料を無条件に手に入れることができますが、買い手の利益分を全て支払う義務があります

オプションの種類

オプションにはコールプットという二つの種類があります。コールは原資産を買う権利の売買のことで、プットは原資産を売る権利の売買のことです。

コール買い

コールの買いは、オプション料金を支払うことによって、ショートポジションの価格上昇リスクをヘッジすることができます。

また、リスクヘッジのためではなくコールのみを保有した場合、価格が上昇しただけ利益を出す取引にすることができます。

コール売り

コールの売りは、オプション料をそれぞれのお客さんからもらって、価格が上昇した場合の差額を支払う契約です。

価格が上昇した場合、買い手に利益を支払う必要がありますが、下落した場合は、売った分のオプション料を得ることができます。

売り手は現物を保有など何らかのロングポジションを取っていることが多く、価格が上昇した際は現物の利益で支払い金を賄うポートフォリオであることが考えられます。

プット買い

プットの買いは、ロングポジションの価格下落リスクをヘッジすることが出来ます。オプション料を支払うことで、価格が下がった時に損失を補填してもらえます。

おそらくこれが一番わかりやすいのではないでしょうか?

プットの買いは人気があり、あまり市場で売っていない傾向があるので、その分価格も高くなります。

プット売り

プットの売りは、価格が上昇した際にオプション料を分だけ利益が出て、下落した際は買い手に損失分の補填を行う契約です。

ヘッジするポジションを何も持たずにプットを売ることをネイキッドプットオプションと呼んだりします。プットは高値で売れる事が多いので、価格上昇の予測に圧倒的な自信がある場合は、プットを売って利益を狙うことも考えられます。

しかし、この方法は予測が外れた際に補填する資金が存在しないポートフォリオのため、かなり高いリスクを負っているということは忘れてはなりません。

まとめ

以上がデリバティブ各商品の損益図です。デリバティブは複数組み合わせることで更なる力を発揮するのですが、それについてはまた次回に。

デリバティブ戦略

プロテクティブプット

カバードコール

 

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お金をかけないサバイバル術の記事を書きます。温泉と餃子が好きです。プログラミングが得意です。趣味はメルカリです。