ポートフォリオのリスクをコントロールする!先物・オプション投資戦略一覧

デリバティブ

こんにちは!不労所得を目指す管理人です。

今回は前回の デリバティブの損益図一覧 先物オプションの使い方 に続いてデリバティブの投資戦略について説明・解説したいと思います。

プットコールパリティ

前回の内容で、プットオプションはなかなか買うことができないと言いました。直接プットが買えない場合どうするか?この問題はプットオプションを他の商品を使って複製することで解決します。

理論的には、無裁定下においてコールオプション、プットオプションの価格の間には、以下のような関係の式が成り立っていると言われています。

C = P + S – (K/(1 + Rf)T)

この式を「プットコールパリティ」と言います。Cはコールオプションの価格でPはプットオプションの価格です。また、Sは原資産価格のことを言い、Kは行使価格、(1 + r)Tは金利の割引分を表しています。

複製

例えば、コールオプションを1単位購入したいが、市場に全然売っていないという場合、プットオプションを1単位購入、原資産を購入、K分の金額を金利rで借り入れることによって、コールオプションを買った時と同じに考えることができます。

このプットコールパリティの式を変形することによって、コールオプションだけでなく、コールと原資産でプットオプションの複製、コールオプションとプットオプションで原資産のロングを複製することができます。

プロテクティブプット

プロテクティブプットは、原資産のロングポジションにおける下落リスクの損失額を一定に保つために、プットオプションを購入する方法のことを言います。

原資産が上昇した場合、利益はプットオプションのプレミアム分だけ減少し、原資産が下落した場合の損失は、プットオプションのプレミアム分に限定されます。

カバードコール

カバードコール戦略は、原資産のロングポジションにおける下落リスクを、コールオプションの売りで軽減する方法のことを言います。

原資産が上昇した場合、一定の利益しか得られませんが、下落した場合の損失はコールオプションのプレミアム分だけ減ります。

コンビネーション戦略

コンビネーション戦略は、複数のオプションの売り買いを組み合わせて行う方法のことを言います。

ロング・ストラドル戦略

コンビネーションにおけるロング・ストラドル戦略は、同じ権利行使価格のコールオプションとプットオプションをそれぞれ1単位ずつ購入する方法のことを言います。

コールとプット両方のプレミアムを支払う必要があるので、通常よりコストがかかりますが、価格上昇時にはコールオプションを行使し、価格下落時にはプットオプションを行使することができるので、上下関係なく、とりあえず相場が一定以上変動すれば利益が出るポジションです。

ショート・ストラドル戦略

ロングとは反対に、相場が一定以上変動しなければ、売ったオプションのプレミアム分だけ利益が出るポジションです。相場が一定以上変動してしまうと、損失が発生します。

ロング・ストラングル戦略

ストラングル戦略は、アウト・オブ・ザ・マネーのオプションを使うことで、より安いプレミアムでストラドル戦略を行えるようにする方法です。

ストラドル戦略に比べて相場の変動が大きくならないと利益が発生しません。

ショート・ストラングル戦略

ショート・ストラングル戦略は、もらえるオプションプレミアムは少ないが、相場がかなり動いてもプレミアムをもらえる可能性が高いショート・ストラドル戦略です。

バーティカルスプレッド戦略

バタフライスプレッド戦略