リバーシブルICO(RICO)ってすごくない?

先日発表されたリバーシブルICOという方法が素晴らしいと思ったので、調べてみました。

ICOとは?

仮想通貨を発行することで資金調達をすることをICO(initial coin offering)と言います。現在、ICOは以下のような問題を抱えています。

  • ICOで金を集めにくくなっている
  • クソプロジェクトが持ち逃げするリスクがある

バブルの期間は大量のお金がICOプロジェクトに集まりましたが、バブルが弾けるとICOプロジェクトに流れてくるお金は激減しました。

誰でも簡単に資金調達出来たと言うこともあり、ICOを行うプロジェクトの中には、投資家からお金を集めるだけ集めて持ち逃げする悪質なものも多く存在していたのです。

RICOはそれらを同時に解決する

そんな状況を変革すべく、プラハ開催のイーサリアムカンファレンス「DevCon4」にて、ERC20の開発者がリバーシブルICOというアイデアを発表しました。

リバーシブルICOとは?

リバーシブルICOとは、投資家が買ったトークンをスマートコントラクトアドレスに送り返すことで、いつでもEtherに変えることができるという方法です。

簡単に言えば、投資家はいつでも投資金額を回収できるということです。

リバーシブルICOで販売したトークンは、売った価格のEtherといつでも交換することができるので、トークン購入者がプロジェクトに見切りをつけたらその場でEtherに変えることができます。

リバーシブルICOのメリット

リバーシブルICOのメリットは二つあります。

  1. トークン購入者にとって有利なオプションなので従来のICOよりも資金が集めやすくなる。
  2. トークン購入者はクソプロジェクトに持ち逃げされるリスクが無くなる。

と言う点です。いつでも資金を引き上げられる可能性があるので、投資家に見切りをつけられないよう、事業者がプロジェクトにまじめに取り組むためのインセンティブになります。

デメリット

デメリットは、投資家がいつ資金を引き上げるか分からないので、事業者は急に資金が無くなる可能性があるという点です。

課題

課題があるとすれば、リバーシブルICOを選択する事業者がいるのかと言う問題です。

いくら金を集めにくいといっても、リバーシブルICOに比べて従来のICOは事業者にとって好都合です。リバーシブルICOが実装され普及するには、現在のICOの旨味が完全に消える頃だと思いました。

最後に

全体的にはICOの透明性が増してICOプロジェクトが活性化すると思われるので、dAppsプラットフォームとしてのEthereumの価値も高まると考えられます。