経済学部・経営学部・商学部って一体何が違うの?みんな知らない文系学部の違い

文系の違い

センター試験も終わって、これから大学入試本番を控えている方も多いのではないでしょうか? 「文系なんてどこも一緒だろ」と思う方もいるかもしれませんが、意外とみんなが知らないだけで違いはあるみたいなんですよね。

ビジネスっぽい勉強がしたい」という方が選びがちなのは、おそらく経済学部、経営学部、商学部の3つでは無いでしょうか? 正直、どれがどんなことを勉強するのかは詳しくわかりませんよね。そんな感じで今回は、良くある文系3学部の違いについてご紹介したいと思います。

経済学

経済学は、富の分配に関する学問です。富の分配とは、この世界に存在しているお金がどのような流れで誰から誰に回っていくのか?という類のお話です。例えば、私たちがアルバイトをして手に入れる給料は、雇い主である会社から支払われます。会社はアルバイトに給料を支払うことで、店を回して利益を上げます。会社は手に入れた利益の一部を税金として国に収めて、国はそのお金を社会保障などに使います。

このように、個人の視点だけで考えると「働いてバイト代をもらう」というシンプルな事でも、少し視野を広げてみると、そこには本当に色々な人たちが関わっていて、必ずお金の流れが存在します。この仕組みこそが経済なのです。この仕組みがおかしなことになると、一部の人が富を独占したり、効率的にお金を使うことができません。

経済学者は、そのような富の分配の仕組みを理論的に説明しようとする人たちです。「こういう仕組みだったらここで絶対に損する人が出るよね」とか「このままの仕組みで経済が回ればいつか破綻するよね」とかについて考える学問のことを経済学と言います。

経営学

経営学は、組織の意思決定に関する学問です。組織の意思決定とは、チームの方針を決定することです。会社という組織も一種の大きなチームです。経営学は、チームの最適な意思決定をどれだけ効率的に行えるか、どれだけみんなが納得できる決定をすることが出来るかについての方法を学びます。

もし部活のキャプテンが、なんでも1人で決めてしまい、自分の都合のいいルールばかり作る人だったら、どう思いますか?嫌ですよね。これと同じように、会社経営でも、様々な利害関係者のことを考えた決定をしなければなりません。部活のキャプテンだったら、試合に勝つこと・部員のことを考えて決定をしなければなりません。会社経営では、利益を出すこと・社員や株主などのことを考えて決定を下さなければならないのです。そのためには、リーダーシップの取り方や、どのような仕組みにすれば人がどう動くかについて知らなければなりません。経営学はそのようなことを学びます。

商学

商学は、取引に関する学問です。取引とは、簡単に言うと買ったり売ったりする契約のことを言います。よくマフィア映画で目にする怪しい取引も、メルカリで値段交渉する取引も、結局は売る人と買う人の思いが交錯すると言う点では同じイベントなのです。

出来るだけ高く売りたい、出来るだけ安く買いたい、タダでやってくれないかな、もっと金払って欲しいな、おまけしてくれないかな、など、取引の際は双方の思惑が色々出てきます。そのような状況で、双方がハッピーに終われるように話をまとめる技術はかなり奥が深いです。商学はこれらを学びます。

最後に

とはいえ、学部ではだいたいそれぞれ似たようなことを学びます。商学部の学生も経済学を学ぶし、それぞれの分野に進む上で基礎的な部分は共通で知っておかなければならない事も多いのです。おそらくこの点が「どの学部も一緒だろ」と思われてしまう所以ではないかと思います。まあ裏を返せば、どの学部でもそれなりにいろんな分野を学ぶチャンスはあると言う事です。今言ったそれぞれの学部のイメージを参考にして、自分の興味がありそうな所に行くのがいいかと思います。この記事で触れているのはあくまで私の調査に基づく内容です。詳しくはそれぞれの大学のカリキュラム等を参考にしてください。

ABOUTこの記事をかいた人

「お金をかけないサバイバル術」に関する記事を書きます。証券アナリスト資格(CCMA)を持っています。Ethereum信者です。温泉と餃子とv系バンドが好きです。プログラミングが得意です。趣味はメルカリです。好きな言葉は「最小構成」