サバイバル

極端なコストカットでケチりすぎるのも良くない、短期ばかりでなく長期的な利益を目指したい

ケチ過ぎるのも良くない

長期的な利益を考えずに、短期的な利益ばかり追い続けると事業の価値は向上しません。

短期と長期

短期的な利益の追求とは一体何か?

分かりやすいように普段の家計簿で考えてみましょう。例えば、あなたが毎月20万円の収入を持っているとして、家賃5万、生活費3万、贅沢品1万、自己投資に1万円のコストをかけているとします。この場合、売り上げからコストを引いたあなたの一ヶ月の利益は20-10=10万円です。

あなたが短期的な利益を追求した場合、贅沢品に掛けている1万円を減らすことができます。これで利益は11万円に増えるので、あなたはコストを減らすことで利益を増やすことができました。

コストを減らすことはとても重要です。

1000円収入をあげるのも1000円コストを減らすのも、結局は利益を1000円増やすという点では同じなのです。しかし、過剰なコストカットは長期的な観点で利益をもたらさない可能性があります。先ほどの例でいうと、あなたがさらなるコストカットをするために自己投資の1万円も削減したとしましょう。短期的つまり一ヶ月の利益は1万円増えるかもしれませんが、この判断は10年後の利益もプラスにするでしょうか?あなたが自己投資をやめたことでスキルが伸びず、結果的に長期的な利益を損なってしまうかもしれません。もちろん無駄な自己投資だと判断したのならばそれはそれで構いません。ただ言えることは、極端なコストカットは短期的な利益を大幅に向上させるかもしれないが、長期的には必ずしも事業の価値を上げることにはならないのです。

インセンティブ

長期的な利益を上げるメリットは株式の価値が上がることです。つまり、経営者が株価上昇によって利益を得られる立場でないと、このようなインセンティブは働きません。しかしサラリーマンとして成り上がった雇われ経営者が多いのも事実です。このような場合、長期的に株価を上げるインセンティブよりも、出来るだけコストカットをして短期的な利益を上げ、その実績をもとに次の任期も自分が選ばれるインセンティブの方が強く働く可能性があります。このため、実際の企業においても先ほどの贅沢品と自己投資のカットの話のようなことが起きてしまうのです。

この場合、長期的な利益を上げる最強のインセンティブを持つのは創業家です。自分で会社を作って、株もたくさん持っている創業一族が経営を行う企業は、根本的に長期的な利益を上げるメリットがあるのです。もちろん雇われの経営者だからといって株主の利益を最大化する行動を取らないのはいけません。しかし人間だれしも自分の利益を増やすこのが大切であると考えるので、より効果的に経営者に長期的な利益を追求させるためには経営者自身にも株主になってもらうか、ストックオプションなどの報酬を与えることが必要になります。そうすれば株主の利益と経営者の利益が長期的な利益の追求という点で一致します。この結果、極端な短期利益の追求を防止することができるのです。

生活に生かそう

私たちが生きていく上でも、このような考え方は活かすことができます。自分の利益をさらに高めるためには、今の短期利益だけを追求するだけでは不十分です。長期的に自分の利益を増やすことができる判断をしていかないと、結果的に10年頃の利益を減らしてしまうかもしれないからです。ただケチれば良い訳では無いのですね。

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温泉と餃子が好きです。